目標設定のSMARTとは?新年の目標の効果的な立て方と実例

新年の目標を立てるゆきこ

あけましておめでとうございます。
新年になると今年の目標を決める方も多いのではないでしょうか?

ですが新年の目標を掲げても、いつの間にか忘れてしまい結局達成できず。
なんてこともよくあると思います。

そこで今回は効果的な目標設定の方法としてSMARTというフレームワークを活用し、目的に合わせた目標達成のために必要な考え方を解説していきます。

私自身の新年の目標も具体例を交えてお伝えしていきますので是非参考にしてください!

目次

目的と目標の違い

「目的」と「目標」は似ているようで異なる概念です。
計画や行動を成功させるためには、これらを区別して考えることが重要です。
それぞれの違いを以下で詳しく説明します。

目的

「目的」とは、達成したい最終的な成果や存在理由を考えます。
行動の動機や根本的な意味を表します。

特徴:

  • 長期的で抽象的なもの
  • 行動や活動の「なぜ」に当たる部分
  • 感情や価値観にあったものが多い
  • 今後具体的な達成基準を持たない

具体例:

  • 「健康な人生を送りたい」
  • 「人々の生活をより便利にしたい」
  • 「地球環境を守りたい」

目標

「目標」とは、目的を達成するために設定する具体的な行動計画や到達点を目指します。

特徴:

  • 短期的または中期的で具体的
  • 「いつ」「どのように」行動するかを示す
  • 測定可能で達成基準がある
  • 目的を実現するためのステップ

具体例:

  • 「週に3回、30分以上ウォーキングする」
  • 「次の6ヶ月で5kg減量する」
  • 「2030年までにカーボンニュートラルを達成する」

目的を理由に目標を定める

目的と目標の違いはご理解いただけたでしょうか?
簡単に下の表にまとめておきますね。

目的と目標の違いを理解することで、目標を設定する際の考え方が変わります。
なぜその目標を達成したいのか、という目的を考えることで、目標達成へのモチベーションとなります。

つまり目的ありきで目標を設定することが重要なのです。
学校や仕事で目標を設定することが多くあると思いますが、この観点が抜け落ちていることが非常に多いです。

達成したい理由がない目標はただの言葉でしかありません。
それではいくら言葉遊びを繰り返しても何も効果がありませんよね。

自分が心から達成したいと思える目的のある目標を是非考えてみてください。

項目目的目標
時間軸長期的、持続的短期または中期の
抽象度抽象的、広範囲具体的、明確な
役割行動の動機やビジョン目的を達成するためのステップ
測定可能性測定困難測定可能

目標設定のSMARTフレームワークとは?

目的と目標の違いについてはこれで十分ご理解いただけたと思います。
まずは目的から考えるのが効果的ですので、どんな自分になりたいか、なぜ目標を達成したいのかを言語化しましょう。

そして目的を達成するために考えるのが目標です。
言わば目標とは目的地へたどり着くための道しるべなのです。

目標が効果的に考えられているかどうかをチェックするには、フレームワークを活用するのが有効です。
そこで今回はSMARTという目標設定のフレームワークをご紹介します。

SMARTの意味

SMARTは、下記の頭文字の略です。それぞれが目標設定における重要な要素を指しています。

  1. S: Specific (具体的)
    目標を明確にし、あやふやさを排除します。「何を達成したいのか」を明らかにしましょう。
    悪い例:「さらに健康になりたい」
    良い例:「週に3回、同じ時間に歩く」
  2. M: Measurable (測定可能)
    目標の達成状況を数値や指标で確認できるようにします。
    悪い例:「もっと読書したい」
    良い例:「每月最低2冊の本を終える」
  3. A: Achievable (達成可能)
    目標は現実的であり、適度に挑戦てきるものであることが重要です。
    悪い例:「1週間で売上を10倍にする」
    良い例:「6ヶ月で売上を20%増加させる」
  4. R: Relevant (関連性)
    目標は自分や組織の実際の必要性や任務に相対したものであるべきです。
    最大の効果を与えるものであること。
    悪い例:「無関係な指標に基づく目標」
    良い例:「学習経験をために少しづつわかる数形を勉強する」
  5. T: Time-bound (期限の設定)
    目標は、定められた期間内に達成するようにします。時間的な制約は効率を高めます。
    悪い例:「いつか成功する」
    良い例:「2025年12月31日までに本来欲しい人事を確保する」

SMARTを使った新年の目標

  1. 健康
    「2025年12月31日までに体重を5kg減らすために、週に3回ジムに通い、1日1500kcal以内の食事を心がける」
  2. スキル向上
    「2025年6月までにExcelスキルを向上させるために、オンラインコースを1ヶ月以内に完了させ、月に1回スプレッドシート分析を実践する」
  3. 家計管理
    「2025年12月31日まで年間50万円をする貯金のため、毎月4万円を貯金用口座に振り込む」
  4. 人間関係
    「2025年は毎月1回、友人や家族と直接会う時間をつくる」

ゆきこの新年の目標SMART版

最後に私の目標についてもせっかくなので見ていってください。

私は現状、鬱病と発達障害を抱え、働けない状態です。
薬も沢山飲んでいますし、生活習慣も安定していません。

そんな中で今の私にできることは僅かでしょう。
ですが、より良い未来を生み出すために、これからどうするかを考えました。

健康面

まず最優先すべきは鬱病の改善です。
今まで投薬以外の治療を全く行ってきませんでした。

今年からはカウンセラーをつけて具体的な日々の改善行動を助言してもらいます。
最初に取り組むのは睡眠時間の確保です。

私はどうしても何かしなければと焦ってしまい、夜中まで作業をすることが多いです。
ですが実際には夜中は頭が回っておらず、良い成果物を生み出すことは難しいのです。
なので早めに寝て翌朝元気な状態で頭がフル活用できる時間帯に作業を行うように変更します。

また、睡眠時間は鬱病の治療においても重要な役割を担っているとのことでした。
きちんと8時間前後寝ることがうつ状態を回復させる要因になるのです。

ということで健康面での第1目標は毎日23時までに寝ることです。
その目的な鬱病を回復させるためです。

二つ目に効果的だとされるアドバイスは運動です。
日中に少しでも運動することで、セロトニンやビタミンを生成し、健康状態を回復させる手助けになります。

私は普段から身体を動かす習慣は全くありません。
なので最も手軽に始められるウォーキングから取り組んでみようと思います。

健康面での第2目標は毎日15分歩くことです。
これも目的な鬱病を回復させること、そしてダイエットして健康的な身体を手に入れることです。

ブログ面

私は現状働けない状態です。
今後も一般的な会社で就労するのは難しいと感じています。

なのできちんと生計を立てていくための手段として、ブログを考えています。
ブログで生計を立てることは一見難しいことかも知れません。
ですが着実に戦略を練り、継続していくことで成果につながると信じています。

まずは記事を週に1度は投稿すること。
これを1年繰り返せば50記事は書き上げることができます。

数値目標としては、月間PV10,000を達成したいです。
そのためにはSEOの勉強をしっかりとしてターゲットに響く記事、上位表示される記事を作っていく必要があります。

よってその学習のために週に1冊は本を読んで知識を取り入れます。
読んだ本も書評として紹介することでブログ記事になりますし、アフェリエイトにもなるので一石二鳥ですよね。

ゆきこの新年の目標まとめ

<健康面>
・毎日23時までに寝ること
・毎日15分ウォーキングすること
<ブログ面>
・週に1記事を投稿すること
・週に1冊の書籍を読むこと
・月間PV10,000を達成すること
<目的>
鬱病を回復させ、健康的な身体を手に入れること
生計を立てられるようにブログを育てていくこと

まとめ

今回の記事はいかがだったでしょうか?
目的と目標の違いから、SMARTフレームワーク、そして私の具体例。

皆さんがこれから新年の目標を考える際に役立つことを期待します。
もしこの記事を読んで新年の目標を立てたという方がいらっしゃれば、是非コメントやSNSでお知らせください!

皆さんと一緒に目標達成できるように応援し合いたいと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!

新年の目標を立てるゆきこ

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