止まっている自覚がないまま、止まっている
副業が止まっている、という話をすると、
多くの場合「行動できていない状態」を想像されます。
何もしていない。
やる気が出ない。
結局、動かなかった。
でも、真面目な人の場合、
少し違う形で止まっていることが多いように感じます。
情報は集めている。
本も読んでいる。
発信の準備もしている。
それなのに、
「何も進んでいない感覚」だけが残っている。
本人としては、
止まっているつもりはありません。
むしろ、
ちゃんと考えているし、
ちゃんと向き合っている。
それでも結果として、
時間だけが過ぎていく。
この状態は、
怠けているわけでも、
やる気がないわけでもありません。
ただ、止まっている構造の中にいる
それだけのことが多いです。
行動できないのではなく、「判断が終わっていない」
副業が進まない理由を、
「行動力がないから」と捉えてしまう人は多いです。
でも、実際には
行動以前のところで止まっているケースがほとんどです。
それは、
判断が終わっていない状態。
- 何を選べば正解なのか
- 今やっていることは合っているのか
- もっと良い方法があるのではないか
そうした問いが、
頭の中でずっと回り続けている。
判断基準が自分の中にないまま、
外の情報を見続けていると、
「決める」という工程が完了しません。
決まっていない以上、
行動に移れないのは、ある意味当然です。
これは、慎重で真面目だからこそ起きる現象でもあります。
真面目な人ほど「失敗しない設計」をしようとする
真面目な人は、
副業を始めるときにも、きちんとした設計をしようとします。
- 失敗しない方法
- 無駄にならない選択
- 一度始めたら成果が出るやり方
その姿勢自体は、決して悪いものではありません。
ただ、その設計が
「失敗しない前提」になってしまうと、
途端に動きづらくなります。
一度でうまくやらなければいけない。
やり直すのは良くない。
中途半端に始めるのは危険。
そう考えるほど、
最初の一歩が重くなっていきます。
結果として、
完成形を描き切るまで動けない状態になります。
正解を探すほど、選択肢が増えていく
失敗を避けようとすればするほど、
人は情報を集めます。
情報を集めれば集めるほど、
選択肢は増えていきます。
Aも正しそう。
Bも理屈は通っている。
Cの方が効率が良いかもしれない。
そうして比較を続けているうちに、
どれも選べなくなっていく。
これは、能力の問題ではありません。
意志が弱いわけでもありません。
正解を探す構造そのものが、
人を止める方向に働いているだけです。
だから、止まる
ここまで書いてきた状態は、
副業に向いていないから起きているわけではありません。
- 行動力がないわけでもない
- 本気度が低いわけでもない
- 才能がないわけでもない
ただ、
止まらない前提で設計されていない状態で、
走ろうとしている。
それだけです。
この状態にいる限り、
どんな方法を選んでも、
どんなツールを使っても、
途中で止まる感覚は残り続けます。
この話の続きについて
ここまで読んで、
「じゃあ、どうすればいいのか」
と思ったかもしれません。
ただ、その話は、
行動の方法やテクニックではありません。
考え方の前提や、
設計の話になります。
それをこの場で書かないのは、
無料か有料か、という線引き以上に、
向き合い方の問題だと思っているからです。
必要な人だけ、
落ち着いて考えられる場所に、
続きを置いています。

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