準備を終えてから始めようとする
副業を始めようとするとき、
多くの人はまず「準備」をしようとします。
- もっと勉強してから
- 環境を整えてから
- 失敗しない方法が見つかってから
この姿勢自体は、とても真面目です。
いきなり始めて失敗するより、
きちんと考えてから動こうとしている。
ただ、この「準備」が、
いつの間にか終わらないものになっていきます。
本を読んで、
記事を読んで、
動画を見て。
準備をしている間は、
「何もしていない」感じがしません。
でも気づくと、
始めるタイミングだけが、
少しずつ遠ざかっていく。
準備が悪いのではなく、
準備を終えてから始める設計が、
副業と相性が悪いことが多い、というだけです。
最初から「成果が出るか」を気にしすぎる
次に多いのが、
始める前から成果の話を考えすぎてしまうことです。
- 本当に稼げるのか
- 時間を無駄にしないか
- 自分に向いているのか
これも、軽い気持ちで始めたくないからこそ出てくる考えです。
ただ、副業を始める前の段階では、
この問いに答えは出ません。
なぜなら、
やってみて初めて分かる要素がほとんどだからです。
それでも、
始める前に「確実性」を求めてしまうと、
判断がどんどん重くなります。
結果として、
「まだ判断材料が足りない」という理由で、
手が止まってしまう。
これは慎重さの問題ではなく、
順番の問題です。
正解を一つに絞ろうとする
副業について考えるとき、
多くの情報は「これが正解」という形で語られます。
- この副業がいい
- このやり方が再現性が高い
- 他は遠回りだ
それを真面目に受け取るほど、
「正解を一つに絞らなければいけない」
という意識が強くなります。
でも実際には、
副業に唯一の正解があるわけではありません。
それでも、
一つに決めきれない状態が続くと、
- 他を捨てきれない
- 間違った選択をしたくない
- 決断そのものが怖くなる
という状態になります。
正解を探しているつもりで、
選べない構造を作ってしまっていることも多いです。
設計をしているつもりで、安心を探している
「ちゃんと設計しよう」と思っている人ほど、
このミスに気づきにくいかもしれません。
情報を集めて、
比較して、
計画を立てている。
一見すると、
とても論理的で、
考えているように見えます。
でも、その中身をよく見ると、
設計というよりも
不安を消すための行動になっていることがあります。
- これなら失敗しないと安心したい
- 間違っていないと確認したい
- 誰かの正解に乗っておきたい
安心を探している限り、
不安が完全に消えることはありません。
そして、不安が残っている限り、
行動には移れない。
設計の話をしているのに、
実際には一歩も前に進まない。
この状態が、
「止まっている感覚」を生みます。
それは能力の問題ではない
ここまでに挙げた設計ミスは、
どれも「できない人」だから起きるものではありません。
むしろ、
- 真面目で
- 考える力があって
- 無駄を避けようとする
人ほど、陥りやすいものです。
だからこそ、
「自分には向いていないのかもしれない」
と結論を出してしまうのは、少し早い。
止まっているのは、
能力の問題ではなく、
前提の置き方の問題であることがほとんどです。
その前提に気づかないまま、
いくら頑張ろうとしても、
また同じところで止まります。
ここでは、その先の話はしません。
ただ、
もし「これ、自分のことかもしれない」と感じたなら、
一度立ち止まって考える材料にはなるはずです。
この話の続きは、
行動の方法ではなく、
前提や設計の話になります。
必要な人だけ、
別の場所にまとめて置いています。

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