【悩み】匿名ブログで良いのか?私がブログを匿名で始めた理由

匿名ブログ

今回は私の悩みについて語りたいと思います。
ブログを始めて2か月目に入り、有り難いことにPVは増えてきました。

読者の皆さんの支えのおかげと思うと本当に感謝しかありません。
こんなに伸びるとは思っていなくて一番私が驚いています。

ですが少しずつブログが伸びるに従って、私には当初からモヤモヤしていたものがより鮮明に自分に突きつけられたように感じます。

そう、それは匿名でいいのか、というモヤモヤです。

今回はこのテーマについてお話ししたいと思います。

目次

私が匿名でブログを始めた理由

まずはなぜ匿名でブログを始めるに至ったのか、その経緯からお伝えしたいと思います。
大きく2つの理由があります。

1.ASDの特性について

私は発達障害の特性で、物事を俯瞰して見る癖がついています。
つまり現実世界のことでも、まるでテレビで見ているかのような現実感のなさを感じるのです。

自分の目に映る状況は全て画面の中の出来事であり、自分がそれに干渉することはないと認識してしまいます。
この意味伝わりますか?

私にとっては、私という登場人物がいるアニメやドラマを見ている気分で生きているのです。
私はその作品の当事者ではなく鑑賞する側から見ているという感覚です。

なのでゆきこという名前も本名ではなくペンネームです。
この世にいる登場人物ではなく、その物語を外から見ている私が書いたブログだからです。

こうした物事の捉え方の偏りから、現実感のない私が見る世界を描くには、匿名という考え方がしっくりきました。
あくまでも私は傍観者、現実世界を生きる私とは別に私を見る私がいて、その私がブログを書いています。

だから現実世界で私のことを知っている人は、私がブログを書いていることを知りません。
それでも届けたい人に私の匿名ブログが届くのであれば、匿名である意味は大きいと思っています。

2.私は文章が書けない

これも驚かれることかも知れませんが、実は私は文章を書くのが苦手でした。
子どもの頃の読書感想文では何も感想が浮かばないで上手く書けなかったです。

高校で受験対策の小論文模試を受けても、何も自分の意見が持てずに白紙で提出していました。
学力で合格できるからそれで良いと担任には励まされました。

そんな私がブログをこうして書けているのは、匿名だからです。
現実世界にいる私ではなく、それを外から見て別の私が書いているのです。

不思議と匿名で書けば現実の私が文章を書けない問題が綺麗に解消されます。
別の私が現実の私を見て思うこと、感じたことを文章にすることは何故かできてしまったのです。

この二つの理由から、私は匿名でブログを始めることにしました。
決して自分を隠したいからとか、身バレが嫌だからと言うのではありません。

勿論匿名で書くと言うことは身バレしては意味がないですが、こうしてブログ活動を続けていくには必要なことなのです。

匿名ブログの悩み

さて、匿名でブログを始めた理由についてはご理解いただけたかと思います。
では匿名でブログを書いていくことでどんな悩みが生まれるのでしょうか。

1.嘘をついているような罪悪感

別に嘘をついている訳ではありません。
あくまでもこのブログは私のリアルを通して、皆さまに共感や成長への意欲をもたらすものだと考えています。

ですがどうしても匿名で書くと本当の私ではない誰かが書いているような不思議な感覚を得ます。
これはある意味罪悪感に似た感覚です。

ブログに書いている内容は私そのものなのに、ブログを書いている私は私ではないみたいな感覚です。
伝わりにくいかも知れませんが、匿名ブログならではの感覚なのではないでしょうか。

私にとってはこのブログは自分をありのままに表現できる大切な居場所です。
ですがこのブログがなければ私はこの世にいないのと同じです。

なんだかそれが少し寂しいような虚しいような気持になります。
でもこんな話をしてくれた人がいました。

漫画家や小説家がペンネームで活動するのと同じじゃないか?

確かに!
作家さんが本名を出さずに作品を公開しているパターンってありますよね。
それは何も悪いことではないはずです。

実際に私の周りにも小説家や漫画家がいますが、自分の作品がどれなのか教えてくれません。
でも実際に連載して販売されているのは間違いありません。

そうか、それで良いのかと少し気持ちが楽になりました。
匿名ブログだからといって罪悪感を感じる必要はなかったのです。

現実世界の私は何者なのか

続いて感じているもう一つの悩み、それは現実の私についてです。
現実の私も当然このブログを書いていることは誰にも伝えていません

と言うことは私は一体何をしている人なのでしょうか。
発達障害と鬱病で働けない、ただの病人なのでしょうか。

もしかしたら匿名ブログにしなければ、私はブロガーと名乗ることができたかも知れません。
今はまだ収入にはつながっていませんが、いつかは収益化するつもりでやっていると言えます。

ですがそれが言えない匿名ブログでは、私は何物にもなれなかった人です。

ブログが伸びても有名人になれる訳ではなく、ただこのブログが有名になるだけです。
社会的な地位が上がる訳でもなければ、世間からの目が変わる訳でもありません。

それが何だか寂しいような物足りないような気分になります。
現実の私が堂々とブロガーですと名乗れるようにはならないのです。

ですが実績だけは見せることができます。
今だと月間PVが700くらいですと言うことはできます。

匿名ブロガーでもブロガーと名乗っても良いのかも知れません。
どんなブログ書いているの?と聞かれても匿名ブログなのでお教えできませんと断れば良いのです。

それに気づいて少しだけ気持ちが楽になりました。
現実世界の私は匿名でブログを運営しているからどのブログなのかは言えない。

でも実際にブログのPVも伸びているし、コメントをいただけることもあるし、最終的には収益を生み出して生計が成り立つようにしていく。

そう自信を持って言えるようになっていきたいと思いました。

まとめ:それでも私は匿名で行く

私は匿名でなければ、こうしてブログ活動を始めることすらできなかったと思います。
なかなか文章が書けずに、自分事として捉えてしまうと言葉にならないのです。

自分を外から俯瞰して見て、現実世界の私とは違う私が文章を書くことで成り立っています。
そんなあり方を皆さんはどう思われますか?

本名を出せとか顔を出せとか、思う方がいるかも知れません。
それでも私は匿名で行きます。

私には匿名ブログしかないからです。
是非みなさんのお考えも聞かせていただきたいので、コメントをお待ちしております。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

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